必見!イヤイヤ期も怖くない!効果のあった6つの方法
こどものイヤイヤ期、2~3歳がピークですが、毎日大変ですよね。
赤ちゃんの頃は、ミルクの時間や眠くてぐずる以外は、抱っこバンドに入っていればある程度おとなしくしてくれて、一日の流れがスムーズにいっていたのに、イヤイヤ期が始まると、ごはん、おでかけ、寝る準備などスムーズに進まず、気持ちばかり焦ることも多いですね。
外にいる時などは、「今暴れたらどうしよう」とヒヤヒヤします。
どうにもならないことが続くと親のイライラが溜まってきて、つい大声で怒ってしまい、そのあと、「こんな小さい子に怒ってしまった」と自己嫌悪になったり。
すごくかわいい時期ですが、本当に大変な時期です。
私は、一人目のイヤイヤ期に、沢山の育児書や講演会に参加し、実際3人育てる時に参考にしました。その中で、自分がストレスを溜めず、子供も楽しくできた方法をご紹介していきます。
『自分で!』時間をとる
出かける前など、「自分でコートを着る!」「靴はく!」など「自分で!」と言う子には、出かける30分前からさせる方法が良いです。
出る前に言われると「早く!」とつい追い立ててしまいますが、「自分で!」の時間を計算に入れて置き、先にコートを渡したり、靴を渡したりして、目の届くところで、ちょっと手伝いながら他の家事や仕度をしていれば、出かける時に「自分でしたかったー」と泣いて暴れるという状況を防げます!
靴をさきに履かせる場合はチェーンをするなど、子どもが一人で外に出ないよう注意してくださいね。
おうちミュージカル
子供の好きな歌の替え歌で話すとイヤイヤ言わずに話を聞いてくれます。
歌やダンスが好きな子には特に効きます。
例えば、子供が「ジュースを飲みたーい」と泣いた時、アンパンマンの歌のサビの部分を替え歌にして、「そうだ!麦茶があーるおーいしい麦茶」と歌うとすんなり麦茶を飲んでくれたり、「おっかたづけー、おっかたづけー、さあさ皆でおかたづけー」と言うと歌っている間は片づけてくれるので、片付け終わるまで歌ったりします。
『おかあさんといっしょ』の歌やユーチューブでよく聞いている歌など、替え歌にして話しかけると、子供はすごく喜びます!
歌と行動をセットにして覚えたら、歌うと自然と体が動くようで、私はこの方法で、片付け、お風呂、歯磨き、寝る準備などをしています。
外でもいつもの調子で歌で話しかけられるとちょっと恥ずかしいですが、家庭も楽しい雰囲気になっておすすめです。
大げさに反応する
子供は驚かせるのが大好き。静かなところで大声を出すのも、慌てるパパママの顔が面白いからという理由もあります。
これを逆手にとって、何かして欲しい時、大げさに反応することで、嫌がらず行動してくれます。
例えば、ごみ箱にごみを捨てた時、「おーっ」と言って拍手したり、野菜を食べたとき、「えっ!!」とびっくりして慌てたり、自分がしたことによって、パパママが表情をよく動かすと思うと、子どもはやりたくなります。
子ども達が、靴揃えをしたとき、「うわーっ」とびっくりして、よろけてしまってしりもちをついてしまったことがありますが、それから子どもは、靴揃えが大好きになりました。
反対にしてほしくないことをしたら、あまり大げさに騒いだりせず、短く静かな声で「これは危ないよ」など注意するようにしたり、静かな場所などでは、親が小声で「ここでは静かにね」とささやくと良いです。
子供の言葉を繰り返す
子どもは自分の思い通りにいかなくて悔しかったり、怖いことがあった時、嫌だった時、我慢できない時、言葉でうまく表現できなくて、わんわん泣くことがあります。
そんな時、感情を受け止めて理解していることを示す方法が、子どもの言葉を繰り返すことです。
「おもちゃ欲しいよー」と泣いていれば、「あのおもちゃが欲しいんだね」と繰り返し、「すごくかわいいもんね。」と子供の気持ちをつけ足してあげると、子どもは受け止めてくれたことに安心して、「じゃあ、今度お誕生日に買おうね。」という話を聞いてくれます。
でも、「おもちゃ欲しいよー」と言われて、受け止めるステップを踏み飛ばして「じゃあお誕生日に買おうね。」と言っても子供は聞く耳を持たず「欲しい欲しいー」と泣いてしまいます。
イヤイヤ期は「これ欲しいー」とか、「痛いよー」「いやだいやだー」の連続なので、いつもこちらも穏やかに言い聞かせていられないのですが、言葉を繰り返すだけでも、「うん、そうなの。」と落ち着くので、ぜひ試してみてください。
反対言葉を言う
特に理由なく「イヤー」と、とりあえず言う子に有効で、疲れてて、大げさにしたり、歌ったりできないとき、急いでいるとき、人と一緒にいる時、使える裏技が、反対言葉を言うです。
例えば「車に乗って」と言った時「いやだ」と言われるなら、「まだ車には乗らないで」と言うと飛び乗ってきます。「お風呂入るの待ってー」とか、「まだ着替えないでー」というと、急いでやります。あまのじゃくタイプの子にはすごく有効です。
この時ポイントなのは、凄く慌てて「うわわー」と叫んだり、びっくりした顔をすることです。子どもはしてやったりという風に、ニヤッと笑います。親に命令されたままをするのを嫌がり、びっくりさせたい時期なので、すごくいい技なのですが、決まりやルールを守ることにはならないので、あくまでも困ったときの裏技的に使うことをおすすめします!
お姫様、ヒーローの世界に入ってしまう
子どもはまねっこの天才です。特にテレビや絵本で見るお姫様やヒーローが大好きで、まねをしますよね。
「~ちゃん、着替えよう」と言っても着替えてくれませんが、「パーティーに遅れちゃうわ、急いでこのドレスに着替えましょう」というと着替えをスムーズにしてくれたりします。全くの普段着でも、「まあ、素敵なドレスね」というとくるりと一回転して見せてくれたりします。
「助けてー洗濯の怪獣に食べられちゃう」と洗濯の山の中で言えば、畳むのを手伝うヒーローになってくれます。
うちの子には、これがかなり効いて、いつも使います。
でも、日常生活で使うと、素敵なお姫様言葉が見当たらなくて、「お姫様、早くラーメン食べないと王子様来ちゃうわよ」とか、「お姫様、洗面器とって」と庶民的なお姫様になってしまいました。
おわりに
イヤイヤ期といえど、一生に一度しかない大切な時期なので、イライラせずにできるだけ楽しんで過ごしたいですよね。
ユーモアを交え、楽しい育児ができるといいなと思います!!
ぜひ参考にしてください!!