【実体験】胸の痛みや飲み込みづらいのは食道アカラシアかも!?逆流性食道炎との違いも
胸の痛みや食べ物の通りにくさがある方、その症状、『食道アカラシア』かもしれません。
胃カメラなどで異常がなく、精神的ストレスと診断されたけど症状が良くならない方も、
この記事を読んで食道アカラシアの症状を確認してみてください。
私は17歳で食道アカラシアの症状がでました。
珍しい病気なので、病院に行っても、4年間は病名がわからずじまいでした。
同じ症状で苦しんでいる方が、少しでも早く治療方法を見つけられたらと思っています。
こんな症状はアカラシアかも?
胃と食道を繋いでいる、噴門(ふんもん)にある下部食道括約筋という筋肉が動きにくくなる病気なのです。
ほとんどが中年以降ですが、私のように10代や20代前半でなる人もいます。
私は食道アカラシアの発症が17歳だったので、拒食症を疑われました。
こんな症状がでたら、食道アカラシアも疑ってみてください。
1.食べ物、液体(水など)が飲み込みづらい
2.胸痛がある
3.食べ物、液体の逆流
食道アカラシアと逆流性食道炎の違いは?
同じように胸の痛みがある逆流性食道炎との違いは、以下の点で見分けられます。
原因の違い
逆流性食道炎…胃酸が食道へ逆流し、粘膜が炎症をおこす
食道アカラシア…下部食道括約筋が弛緩せず、食べ物が胃へ流れにくくなる
症状の違い
逆流性食道炎…胸焼け、酸っぱい液があがる、慢性的な咳
食道アカラシア…飲食時に詰まった感じがする、食べ物の逆流、体重減少など
診断方法の違い
逆流性食道炎…内視鏡検査で食道の炎症を確認
食道アカラシア…食道内圧検査、バリウム造影検査、CT検査
治療方法の違い
逆流性食道炎…PPI(プロトンポンプ阻害薬)や生活習慣の改善
食道アカラシア…バルーン拡張術、POEM(経口内視鏡的筋層切開術)、外科手術
食道アカラシアが分かった検査方法は?
病名がわからないのが大変な食道アカラシア
10万人に1人が発症すると言われている食道アカラシア。
珍しい病気なので、病名が分かるまで何年も辛い思いをすることになる場合もあります。
病名がわからなくて、不安な毎日を過ごす人が多いのが、この病気の一番大変なところかもしれません。
もし、この記事を読んで心当たりがある場合は、食道内圧検査や、バリウム検査をおすすめします。
食道アカラシアの治療方法は?
まとめ
食道アカラシアの症状は、
1.食べ物と飲み物が飲み込みづらい
2.胸の痛み
3.食べ物と飲み物の逆流
私が食道アカラシアの診断がついた方法は、
バリウム検査
逆流性食道炎とは、原因、症状、治療法が違う。
食道アカラシアの治療法は、
1.薬物治療
2.バルーン拡張術
3.POEM(経口内視鏡的筋切開術)
4.外科手術
私は外科手術で食べ物、飲み物の詰まりはなくなりました。
たまに噛み切れないホルモンなどは詰まることがありますが、よく噛めば大丈夫です。
胸の痛み、食べ物や飲み物の詰まりで困っている方は、
ぜひ一度食道内圧検査やバリウム検査をしてみてください。
参考になれば嬉しいです。

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