【厳選】本好きになる本!おすすめ3選~小学校中・高学年むけ~
最近、子どもも大人も、待ち時間や空き時間があると、すぐスマホに手が伸びてしまいませんか??
「ちょっと暇つぶしに」と動画を見る時間を、本を読む時間に変えて子供が本好きになったら最高ですよね!
「いや、待ち時間に本を読むなんて、今の子はしないでしょ。」と思うかもしれませんが、
最近、ほんの数分で区切りがついて、大人が読んでも面白い!という児童書が沢山あります!
小学校高学年の本離れしていく子供たちにぴったりです!!
そこで、ほんの数分で読める、読むうちに子供が本を好きになる!集中力が続かない子も楽しく読めるおすすめ本3選をご紹介します。
楽しく考える力がつく『「54字」の物語』シリーズ
『54字の物語』(第一弾)
氏田雄介 [作] 佐藤おどり [絵]
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シリーズ累計35万部突破の全6巻(2020年10月現在)発売されている、大人気シリーズです。
正方形の原稿用紙に書かれた54字の文章が何を意味しているのか考えるという、なぞ解き物語です。
意味が分かると、ぞくっとする、ちょっと怖い話がたくさん載っています。
短い文章なので、読書が苦手な子でも、抵抗なく読むことができます。
一度54文字の文章を読むと、どうしても解説の文章も読みたくなるので、
読書が好きになる第一歩に最適です。
子どもって怖い話が好きですよね。
おすすめポイントは、
・なぞなぞ感覚で、どんどん読み進めていきたくなる。
・字の小さい解説を夢中で読むうちに読む力がつく
・大人も一緒に考えて楽しめる
・文章の意味を考えるので思考力、読解力がつく
・あとからじわっとぞくぞくするスリルがあって面白い
集中力が途切れない!『五秒後に意外な結末』
『5秒後に意外な結末 パンドラの赤い箱』
桃戸ハル 編著
usi絵
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子ども達に大人気の『5分後に意外な結末』シリーズの5秒バージョンです。
タイトルを見たとき「5秒?1瞬で読み終わるのかな?俳句や短歌かな?」と考えましたが、
約2~3分くらいで読み終わる話がいくつも載っています。
2ページ構成の物語で、1ページ目で話が展開して、2ページ目に結末という感じです。
読みだしたと思ったらすぐ結末なので、
「なるほど、だから5秒後なのか」と納得しました。
個人的には5分後に意外な結末の話の方が、物語が長くて好きですが、
こちらの方が読書の入門編にはぴったりだと思います。
面白かったり、そういう事かと納得したり、あっという間の結末なので、体感5秒で結末を知ることができます。
おすすめポイントは、
・挿絵が多くて読みやすい
・3分以内くらい(個人差あり)で読める話なので、集中力が途切れない
・宿題前の気持ちの切り替えに、ちょっと寝る前になど、忙しい平日でも小刻みに読める。
・一つ一つの話は短いけれど、字は小さく、本も厚いので、読み終わったときの達成感がある
・ちょっと待ち時間に本を読むという習慣ができる
・いい話やちょっと怖い話、ちょっと笑える話などバリエーションがあり飽きずに読める
読書は苦手、でも動物が好きという子には『ざんねんないきもの事典』シリーズ
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『ざんねんないきも事典』
今泉忠明[監修] 下関文恵・徳永明子・かわむらふゆみ[絵]
物語ではないですが、文字も小さく、厚い本なので、文字に触れる、読書を楽しむ入り口にとても良い本です。
絵が大きく、カラーページで、ざんねん度が上に汗マークで示されていたりと、
活字に抵抗がある子でも、ゲームの攻略本や図鑑を読むような感覚で楽しく読み進めることができます。
ざんねんという視点で、動物の意外な面を面白く紹介しているので、楽しくて勉強になります。
生き物の図鑑を読んだりしないうちの子も、「ざんねんな」とつくと気になったようで読んでいました。
強い動物も、「ざんねんな」ところがあると愛おしく感じてしまいますよね。
おすすめポイントは
・生き物について、勘違いしていたことが多くてびっくりする
・もっと知りたい!という探求心や好奇心を刺激する
・なぜざんねんとも言える進化をしたかという話まで広がっていて、直接学習の役に立つ。
・本とは無縁という子もついつい読んでしまう絵と文章
・生き物に興味がない子も楽しく読めて、知識が自然と身につく
・読むと人に話したくなるので、親子の会話が増える
大人が読めば、次の日誰かに話したくなるような生き物の知識が満載です。
子どもが本好になる工夫
子どもの好きなものに関する本を選ぶ
世界の名作や日本の文豪の本など、自分が小さいころ読んで面白かった本を是非子供に読んで欲しいと思いますよね。
ただ、今の子供の興味に合ってないと読まない上に、自分の読みたい本を「そんなのだめ」と言うと本屋さんに行きたがらなくなる可能性があります。
子どもが、「これがいい」と言った本は、「えー本当に読むの?」とか「くだらないからやめたら?」とか反対せず買ってあげる方が、本屋さん=楽しい場所になり、次第に本好きになります。
映画好きなら字幕で映画見るのもおすすめ
字幕はすぐ読まないと消えてしまうので、いつの間にか早く読む訓練ができてしまうのと、
漢字の勉強にもなります。
簡単な英語なら、発音と意味も理解できるので、英語の勉強にもいいですね。
子どもが学校の図書館で借りてきた本を親も読む
一緒にその本について語り合えるし、子どもの興味を知ることができます。
学校で本を借りなければならなくて、仕方なく本を借りていた子も「今度はこのシリーズの本借りてあげる」と図書館に行くのを楽しみにするようになります。
おわりに
本が好きになると、将来の夢を見つけたり、自分の悩みの答えを見つけることができたり、世界が広がりますよね。
ぜひ参考にしてみてください。