引き寄せが上手くいかない人におすすめ『「感謝」で思考は現実になる』

2021年10月8日2022年4月3日

引き寄せの法則は、色々な本でも紹介されていますが、自分でやってもうまくいかないことってありませんか？？

「やっぱり自分にはできないのかな」と落ち込む前に、読んで欲しい本があります！

『「感謝」で思考は現実になる　パム・グラウト著』（サンマーク出版）です。

引き寄せについて学んでも、いざ、自分に何か問題が起こった時、どうやったらいいか分からなくなったり、読んだ内容を忘れてしまったりしますよね。

でもこの本は、「感謝をするだけでいい」と言っています。

引き寄せするためにやることが１つなら忘れませんよね！！

ではなんで「感謝」が思考を現実化するのに大切なのか？？など、この本についての見どころをご紹介していきます。

どんな内容の本？

「こうして、思考は現実になる」と「こうして、思考は現実になる（２）」の作者パム・グラウトさんの『「感謝」で思考は現実になる』ですが、前２作と同じように、目に見えない世界について、科学的な研究や、実際にあった話、読者が体験する実験を通して、思考は現実化していることを分かりやすくユーモラスに楽しく教えてくれる本です。

今作は、思考の中でも大切なのは「感謝」で、不安や悩みで頭をいっぱいにするのではなく、感謝に注目していれば、思考も変化し、人生が素晴らしくなっていくということを言っています。

なぜ、感謝に注目するのか？

同書では、脳は、自分のいつも考えていることから、見たい現実を選んでいるということを書いています。つまり、人によって認識している現実は違っていて、思考のクセに気づかないでいると、自分では望んでいない現実を無意識に選んでしまうことになります。

そこで、自分にとって良いことに「気づく」脳の習慣をつけることが、自分の思考のクセを変えるために大切になってきます。

自分の視野を広げ、今まで気づかなかった様々な素晴らしいことへの「気づき」をもたらす一番の近道が「感謝」です。

感謝をすることで、思考のパターンがネガティブなことからポジティブに注目するように変化して、引き寄せが上手くできるようになっていきます。

実験はどんなもの？

思考をポジティブなことに気づき、プラス思考に変えるために、３０日間簡単な思考のエクササイズを二つします。

１つは、朝、今日をどんな日にするか宣言することで、もう一つは１日の終わりに、感謝したことを３つ書き留めるだけです。とても簡単な実験でした。

何のためにそんなことをするかというと、沢山の情報から、感謝や自分にとってプラスになる情報を探すように意識や日々の思考を変化させる為です。

いきなり本を読んだ瞬間からプラス思考になる人っていませんよね。

毎日、今日はこんな１日にするんだという意識を持ち、１日を観察して感謝したことを書くと、少しずつ自分の思考が変化していくのがわかります。

また、本書でパーティーゲームと名付けている、意識がどんどん変わっていく実験を２０個紹介しています。

実験で得られる効果は、「パーティーのおみやげ」また、実際にあった嬉しいできごとは、「パーティーのケーキ」という題で紹介しています。

実験と言われると力が入りますが、パーティーゲームと言われると軽いノリでやってみようかという気持ちになりますね。

どんな効果があった？？

３０日間、朝「今日は楽しいこと、嬉しいことばっかりの一日になる」と宣言して、１日の終わりに今日あった嬉しいことを書き記しました。

日記も三日坊主の私に続くか自信がありませんでしたが、感謝することが３つ書けばいいので、気軽に毎日続きました。

それに書いているうちに、３つどころか、あっという間に１ページ埋まるようになってきました。

夜に感謝することを書くことがルーティンになると、昼も感謝することを探すようになります。

悩み事ばかり考える思考のクセが、楽しいことや、自分が喜ぶことにフォーカスすることで、プラス思考へと変化していくのが分かりました。

感謝できることを探すと、面白いように綺麗な花、真っ白い鳥、赤ちゃんの笑顔など、どんどんすばらしいことが見つかるようになりました。

「これが引き寄せるってこと？？」と良いものを毎日引き寄せている体感がありました。

「あの車が欲しい」とか「いい仕事に就きたい」とか大きな望みを引き寄せることが引き寄せだと思っていましたが、日常に楽しいこと、素晴らしいことをどんどん引き寄せることで、自分でも考えつかなかった素晴らしい毎日にいつの間にかなっているという引き寄せもあるんだなと実感しました。

終わりに

私にとって読んでしまって「いい本だったな」で終わりではなく、思考を変え、人生を変えてくれる本でした。

皆さんも是非読んでみてください。