「おばさん」でも「美魔女」でもない「ゆる貴婦人のすすめ」
女性に生まれたらいつまでも綺麗でいたいものですね。
でも、アラフォー以上で若く綺麗な人は美魔女、それ以外はおばさんとひとくくりにされる風潮があります。
自分で「もうおばさんだから」と言いながら生きていると、どんどん見た目や行動が老けていく感じがしませんか?
マザーテレサの言葉に、「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」というものがあります。
このまま老けて年を取っていくだけと思うとわくわくしませんよね。
でも長い人生、わくわく楽しく生きていきたいと思いませんか?
上品で優雅で洗練された、大人の色香漂う貴婦人のような女性はいくつになっても素敵です。
「私は貴婦人」と言いながら行動するとどういうことが起こるのか、自分で実験してみました。
完璧な貴婦人を目指すわけではなく、自分のイメージで、こんな風になりたいとゆるく貴婦人を目指した
ところ、いいことずくめだったので、ゆる貴婦人活動をご紹介していきたいと思います。
まずはなりたい貴婦人をイメージ
いきなり「私は貴婦人」と思うのは難しいものです。
まず、こんな人になりたいなというイメージするといいですね。
私は、モナコ公妃のグレースケリーや、ジブリ映画『紅の豚』のジーナのように美しく上品で、知的、人々を包み込む魅力ある女性をイメージしました。
映画や雑誌、小説や漫画などで、「こんな大人の女性って素敵」という女性をみつけてイメージしましょう。
イメージする貴婦人になりきって生活すると、楽しい上に立ち振る舞いが変わってきます。
私も、「貴婦人の洗濯」とか「貴婦人の食事」と言いながら生活してみました。
以前は落ち武者の洗濯といった見た目でしたがずいぶん変わりました。
気分が上がるアイテムを身につける
以前友人が、「好きなタレントさんがつけているハイライトを買っちゃった」と嬉しそうに話していたとき、とても綺麗にでした。
誰もがメイクやネイル、アクセサリーをつける時、無意識に「これで綺麗になる」と自分に言い聞かせています。
無意識には、自動プログラムのような機能があり、食べる、歩くのように繰り返し何度もしてきたことを意識しなくてもできるようになります。
車の運転もそうですよね。教習所では、アクセルを踏む、足を離す、ブレーキを踏むなど考えながらしていたけど、慣れたら勝手に体が動きます。
「私は綺麗」と繰り返し思うと、意識しなくても綺麗な人の行動をして、習慣化していきます。
人に見せるためにメイクをしたりきれいにするのではなく、自分の無意識に覚えさせるためにメイクやファッションに気を付けることが大切なのです。
でも、いつも完璧なメイクやファッションをするのは疲れるし、「~しなければ」という気持ちがストレスになります。
そこで、1つ自分の魔法のアイテムを身に着けるということをお勧めします。
大好きなアクセサリー、グロス、アイライン、ブローチなどなんでもいいので、「これをつけている自分が好き」と思えるものを身につけましょう。
良いこと探しで前向きな考え方を
先ほど、無意識に綺麗と思うと綺麗な行動になり、それが習慣化するという話をしました。
私は、自分の無意識に考えることを意識してみたら、楽しくないことばかり考えていることに気づきました。
「あ、こんなとこにシミができてる嫌だなあ」「皿洗い面倒だなあ」「うわっ白髪」「あー今月引き落としが多いな」
マイナスの考えが習慣化していて、ふと鏡を見ると、口はへの字で眉間に縦の線が入っていました。
無意識の力って怖いですね。
そこで、良い考えをする習慣をつけるため、一日100個いいことを探すことに決めました。
星がきれいとか、ご飯がおいしい、今日も健康、水道が使えるって有難い、こたつがあたたかいとか、
特別なことではなく、いつもあたりまえにあることに気づくことです。
100個は大変なので、10個など、自分のできる量でいいと思います。
1日目は2、3個、その後も多くて7個くらいしか思いつきませんでした。
ところが、2か月、3か月と日を追ううちに沢山いいことが見つかるようになりました。
今でも途中で数え忘れたり、寝てしまったりして100個になる日は珍しいですが、できるとクリアということにしています。
楽しい上に、前向きな考え方をする習慣ができました。
良いこと探しの結果で感謝が習慣化
1.イライラしなくなった
2.よく友達に会ったり、連絡がきたりするようになった
3.涙もろくなった(感動することが増えた)
4.家の周りに沢山の花が咲いていることが分かった
5.よく眠れるようになった
6.子供に怒ることが減った
7.親切な人が周りに増えたと感じる
8.あたりまえと思っていたことが、有難いことなんだと感じる
9.よく笑うようになった
10.言葉遣いがよくなった
11.前向きな思考になった
12.欲しい情報がすぐ入ってくるようになった
まだまだたくさんありますが、良いこと探しをしてから、健康面でも、人とのコミュニケーション、美容面でもプラスになることが多くて驚きました。
最初は、「駐車場があいててラッキー」というような、ラッキーを探していたのですが、最近では何にでも感謝するようになりました。
感謝をしていると、例えばスーパーでお弁当に箸がついていないと、今までなら「箸がついてないんですけど!」と店員さんに言っていたのが、
今では、箸を無料でもらえるのは有難いという気持ちなので、「箸を頂けますか?」となり、自然に笑顔になります。
そうすると店員さんも、笑顔で丁寧な対応をしてくれます。
自動的に前向き思考で、楽しいことを考えて生きていたら、笑顔になり、心の余裕が生まれ、ふるまいも変わります。
終わりに
ゆる貴婦人を目指せば、どんどん自分のことを好きになっていきます。
そうすると自然に気の合う友人に囲まれ、笑顔の絶えない毎日が送れます。
充実した生活をして、いつまでも輝き美しくなれるように、ゆる貴婦人生活を楽しみましょう。